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フィボナッチを正しく使用すること!!
私がこのフィボナッチ分析をトレーディングに取り込んで実践した結果を記事やセミナーで公表してから数百にのぼるレポートが他から出された。しかし、その多くは、単なる検証であり、また、トレーダーによって実践された結果をまとめたものではなかった。私にとってこのマジックナンバーは単なる数値ではなく、私の売買手法の大きなポイントになっている先行指数としての役割を果たしている。実践のために、また、実践から生まれたこのディナポリの秘数売買法は機能する。
ここで、ディナポリの秘数売買法を学んだ私の教え子からのメッセージを紹介しよう。
我々は、無意識のうちに人間の容姿やその顔立ちの良さを、フィボナッチ率をベースに判断している。美人コンテストの判断基準としてフィボナッチが使われているわけではないが、どこか、整った形や物を決める基になっている。ガスタンクが3/8まで下がったところで、なぜか、そろそろ燃料切れを予測してスタンドを探すようになる。38.2と61.8と言う数値は日常生活の中でいろいろと関わりが深い。
トレーダーに限らず、人間がこのマジックナンバーを無意識の内に、行動パターンに組み入れているとすれば、次、トレーダーがどのような行動に出るか予測がつく。これが、先行指数として、フィボナッチ級数が機能する理由だ。
(ジョー・ディナポリ氏のサイトより)
著者紹介 ジョー・ディナポリ(Joe DiNapoli)
ジョー・ディナポリ氏は、市場でのトレード経験が25年以上に上るベテランのトレーダーである。また根気強い徹底した研究家、国際的に認められた講演者、広く称賛を浴びている著者でもある。ジョーの受けた公式の教育は、電気工学と経済学で、非公式に受けた教育は「バンカー」で身につけたものである。これは多くのコンピューターと通信機器に埋もれたトレーディングルームの別名で、この場所でジョーの初期の研究が始まった。徹底した研究から生まれたDMA、彼が特許を持つオシレータープレディクターの開発、特に価格軸に対するフィボナッチ級数の実際的でユニークな活用方法によって、ジョーは現代で最も探求心の強い専門家のひとり (→つづき)
監修者まえがき 謝辞 書名について まえがき
第1部 序論第1章 トレーディング手法――裁量的トレード手法 vs 非裁量トレード手法とポジショントレード vs デイトレード概説リアリティチェックをしてみよう 非裁量的アプローチ そうだったらいいのに…… 現実は…… 裁量的アプローチの場合は そうだったらいいのに…… 現実は…… 経歴 いくつかの項目について詳しく説明しよう 1.ヒーローたち 2.システム障害 3.実習期間 裁量的トレード まとめ 裁量的トレードテクニックの特徴 非裁量的トレードテクニックの特徴 非裁量的トレードと裁量的トレードの特徴 ポジショントレード vs デイトレード デイトレードの短所 デイトレードの長所 別の方法 第2章 必要条件、基本原則、そして定義必要条件基本原則と定義 トレンド 方向 値動き フェイラー 先行指標 遅行指標 論理的収益目標 時間枠 確認されたものと未確認のもの 間違い うまいトレード トレード計画 まとめ 第3章 成功するトレーディングアプローチの不可欠な要素1.マネーマネジメントと自己管理2.市場の機能 3.トレンドと方向性の分析 4.買われ過ぎ・売られ過ぎの評価 5.仕掛けのテクニック(先行指標) 6.手仕舞いのテクニック(先行指標) 重要点 第2部コンテクスト第4章 トレンド分析――DMA(ずらした移動平均)概説DMA(ずらした移動平均) よくある質問 より高度なコメント 第5章 トレンド分析――MACD・ストキャスティックのコンビネーション概説プログラムとプログラマー、そしてプロブレム それでは本物のストキャスティックスさん、どうぞお立ちください レーン(ロウ)ストキャスティックス ファストストキャスティックス スロー(優先)ストキャスティックス 修正移動平均(MAV) 修正ストキャスティックス ザ・ストキャスティックス 優先ストキャスティックス 市場配列バーチャートと時間配列バーチャート データサンプル プログラマーとアップグレード ザ・ストキャスティックスを使う MACD(DEMA)・ストキャスティックのコンビネーション よくある質問 まとめ 第6章 方向性指標――高確率の取引シグナルを得る9種のパワーパターン概説売りの「ダブルリペネトレーション・シグナル」または「ダブルレポ」 注目すべき重要なポイント よくある質問 市場例 「ダブルレポ・フェイラー」 よくある質問 「シングルペネトレーション」または「ブレッド・アンド・バター」シグナル パターンフェイラー 「ヘッド・アンド・ショルダーズ・フェイラ―」 「トライアングルブレイクアウト・フェイラー」または「ウップス」 「人気の後退」または「強欲者の歓喜」 「線路」 そこで、どうトレードするのか? 「ルック・アライクス(そっくりさん)」 「ストレッチ」 「ブィブスクワット」 「ブィブスクワット」のフイルタリング よくある質問 第7章 買われ過ぎ・売られ過ぎオシレーター――何が有効で、何が有効でないか、それはなぜなのか概説ストキャスティックス MACD RSI CCI デトレンデッドオシレーター デトレンデッドオシレーターの活用 戦略1 戦略2 ボラティリティブレイクアウト 戦略3 戦略4 注目すべき重要なポイント 戦略5 オシレータープレディクター まとめ |
第3部 ディナポリレベル第8章 フィボナッチ分析、基本概説歴史 由来 指針 2つの主要な比率である0.382と0.618を利用した基本的な押し・戻り分析 3つの主要な拡張比率である0.618、1.0、1.618を利用した基本的なフィボナッチの拡張分析 よくある質問 第9章 ディナポリレベル序論と注意エリオット波動理論 ディナポリレベル 定義 マーケットスイング リアクションナンバーまたはポイント フォーカスナンバー フィブノードまたはノード 目標ポイント コンフルエンス リネッジマーキング 理論的利益目標 アグリーメント フィブシリーズ ディナポリレベルあるいはD-レベル 実例 重要な注意事項 精密レシオコンパス 第10章 ディナポリレベル――複数のフォーカスナンバーとマーケットスイング複数のマーケットスイングより高度なコメント より多くのフォーカスナンバー フォーカスナンバーに対する時間枠の影響 レス・イズ・モア(少ないほうが多い) フィブシリーズの剪定 第11章 ディナポリレベルによるトレーディング概説時間枠の移行 理想的なトレード例 より高度なコメント D-レベルの拡張分析とLPO 逆指値設定に関する補足 プレゼンテーション フィブノードのプリントアウト ダウの例 フィブノードの目標のプリントアウト Tボンドのつなぎ足チャートでのアグリーメント 隠れたD-レベル より高度なコメント フィボナッチ分析を使った相場動向の定義 第12章 総合練習――基本例シナリオ1シナリオ2 より高度なコメント 現実に戻ろう よくある質問 第13章フィボナッチ戦術概説ボンサイ――仕掛けと逆指値を置くテクニック ブッシュ――仕掛けと逆指値を置くテクニック マインスイーパーA――仕掛けと逆指値を置くテクニック 可能性1 可能性2 可能性3 マインスイーパーB――仕掛けと逆指値を置くテクニック 0分足のS&Pによるポジション戦術 トレードの続き(チャート13.11) ウォッシュ・アンド・リンス――自信を構築するもの よくある質問 第14章 よくあるミスを防ぐために概説Tボンドの例 対象を広げてみよう 質問 第15章 追加の市場サンプル大豆粕の長期トレード概説 コンテクスト トレードの開始 トレードの継続 重要な注意事項 より高度なコメント 間違いをしただろうか? より簡単な収穫 短期のS&Pトレード 概説 トレンド 買われ過ぎ・売られ過ぎの分析 方向の分析 トレードの開始 トレードの心理 市場のメカニズム より高度なコメント 質問 エピローグ 付録A〜J |
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