日本経済主義のメッカ、兜町。そこに吸い寄せられる人々を、次々と見舞う謎の死。いったい彼らは「誰に」殺されたのか。どろどろした欲望と、果てしない幻想に取り入り人間を死に追いやる。この町を操る者の正体とは?
本書は日本資本主義のエンジンともいえる株式市場。兜町を巣窟とする人間たちの物語である。市場の霧の中で、市場の外で、商標を作り出す。さまざまな人が、商売のネタを考え出す。経済記者、大油屋由伸は、見えない糸に引っ張られるように、連続死亡事件に遭遇する。それはもう、「宿命」としか、いいようがないのかもしれない。
大岩川源太 源太塾(カレンダー)
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