2022年各マーケット予想と重要変化日
・米国株、日経平均株価 米国債(Tノート)
・ドル円、ユーロドル、ドルスイスフラン
・貴金属、原油、穀物相場と天候予想
・上記銘柄のジオコスミック重要変化日
*2022年の「星座宮別個人の運気予測」は本書に掲載されません
本書は、上記の3本柱から米国及び国際情勢を予測。これに付随した各金融・商品市場(米国債、日米株式、ドル、ユーロ、円、貴金属、原油、穀物)の動向を予測したものです。
アストロロジーに関しては2022年の水星、金星及び火星逆行の解説に加え、米国大統領やFRB議長など、政治面や金融面で今後の世界情勢を左右しかねない要人の出生図や、FRB、NYSE(NY証券取引所)、そして米国の始原図から2022年の動きを予測。時には主要天体位相の発生時間と上記の始原図とを重ね「何故この時期は重要なのか」を解き明かして行きます(なお、今回もその年の「星座宮別個人の運気予測」の掲載はありません)。この分析は資料的価値が高く、現在も過去の『フォーキャスト』を遡って購入される読者の方もいらっしゃる程。実際、昨年の『フォーキャスト2021』は『フォーキャスト2015』の続編的な記述があったため、この『フォーキャスト2015』を2021年にお買い求めになるお客様もいらっしゃいました。
そして今回も、どうやら『フォーキャスト2015』『フォーキャスト2021』で執筆されていた「十字路に立つアメリカ」の続編的な意味合いを持つ記述がありそうです。出版に先立ち、メリマン氏は“…米国は、2022年から2024年にかけて重大な岐路に立たされています。…この国のリーダーとその国民は、今、選択を迫られています。生きて、生き抜いて、生まれ変わるのか、それとも自滅して、過去1世紀の間に知られていた高いピークから滅びるのか…”と述べておられます。その理由は、今回のマンデーンパートの主役がどうやら「冥王星」になるためだと思われます。
冥府の王の名を冠するこの惑星は「破壊」と「再生」の星。そして「暴露」や「露見」の星です。過去の『フォーキャスト』では、負債(debt)、赤字(deficits)、信用格下げ(downgrade)、そして債務不履行(defaults)という「4つのD」を象徴する星として登場(カーディナルクライマックス)。また、昨年の土星・冥王星コンジャンクションや木星・冥王星コンジャンクション(ザ・グレートリセット)でも登場していました。そして冥王星の公転周期はおよそ248年。2022年から248年を引くと1774年。米国で第1回大陸会議が開かれた年です。つまり、冥王星はここから数年、米国建国時の冥王星の場所に戻るのです。これを冥王星リターン(回帰)と呼びます。これに関してメリマン氏は“…再編成、改革、変換、そして超越するか、滅びるかのどちらかです。 冥王星は中間的な事はしません”と述べておられます。それは、まさに十字路(クロスロード)そのものです。
そしてこれは相場面にどう関与するでしょうか。昨年12月発行の『フォーキャスト2021』では、通貨で「民主党政権時はドル高」という分析がヒット。株式では日米の16〜17カ月サイクルに基づく強気の見方、商品市場ではNY原油相場における昨年の長期相場サイクルボトムからの上昇―といった種々の予測(フォーキャスト)が取引の一助になったかと思われます。そして2022年、冥王星リターンが始まる中で、社会や相場はいったいどうなるのでしょうか。12月までしばしお待ちください。
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