世界の火薬庫=中東が新たな段階に入ってきた。それは93年のオスロ合意に端を発する中東和平を巡るものだ。イスラエルvsパレスチナの衝突では今年に入ってからも多くの死傷者を出している。このため中東和平はどう考えても無理との見方が多い。
しかし、2001年、それでも中等和平合意は必ずや成立する。その和平後をにらみ、すでに遠大な計画が用意されている。ブレトンウッズ構想の一環である「中東経済圏」、さらにこれに世界の巨大財閥ロスチャイルド、モルガン、ロックフェラーはどう関与しようとしているのか。ユダヤ教vsイスラム教という座標軸ではもはや語れない。水面下では宗教上の対立はすでに終わりを告げている。
領土に固執しないイスラエル、国家樹立が悲願のパレスチナとそれを援助する近隣のアラブ諸国、とそれぞれの思惑が交錯する。来年に向け一体この中東問題をどう読めばいいのか。そして、過去の中東戦争や湾岸戦争のような大規模軍事衝突がない中でのオイル価格の高騰はこの中東和平にどうリンクしているのか。来年もオイル高騰のシナリオに変化はなく上ヒゲ50ドルもありえるという根拠は一体何か。ユダヤとアラブの歴史から紐解き今後の展開を予測している。巷の評論家には決して真似できない切り口で国際戦略アナリスト金森薫が鋭く迫る。
今回のビデオは「原油高とアメリカのオイル戦略」に続く第二弾・姉妹版とい位置付けになっている。市場関係者、および投資家には必見の1本!
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