内容紹介
必要とされる人間になるか、それともリストラ予備軍になってしまうか。
――この勉強法で20代を勝ち上がれ!――
どこでも通用する本物の力。自分を売れる確実な能力。それがなければ、
生き残れない……。そんな時代がやってきた。
20代、今なら間に合う!
何をどう勉強するか。何からどこで勉強するか。人間評論家・中島孝志が教授する。
目次
はじめに 20代、今ならまだ間に合う!
勉強のコツをつかみ自分に付加価値をつけよ
第一章 サバイバル時代、「ホントの勉強」は今から始まる!
1 「なりたい自分になる」ために、20代のいま必要なのは“勉強”だ!
2 勉強すれば、誰でも“能ある鷹”になれるものだ
3 サバイバル時代を生き抜くキーワードは“スピード”だ
4 考動できるようになるためにこそ、勉強せよ!
5 スキルアップをいう前に、プロの自覚を養うべきだ
6 仕事から学ぶべきことは、山ほどある!
7 勉強し、絶えず創意工夫する“チャレンジ精神”を忘れるな!
第二章 20代、自分の株価をどんどん上げろ!
――付加価値がぐんぐんついてくる勉強法――
8 自分の株価を高めるために野心を持て!
9 勉強して能力を磨き、周囲の評価を受ければ、確実に株価は上がる!
10 経験でなく、常に“時価”で自分の能力を考えよ!
11 まずは“株価の高い人間”を積極的にマネて学べ!
12 ひとつ上の発想をし、人に影響を与える人間を目指せ!
第三章 あらゆる時間を有意義に使い、将来を見据えた勉強をせよ!
――「なりたい自分」になるための実践的な勉強法――
13 一年後、五年後、一○年後のイメージを描き、それに合わせた勉強をしよう!
14 ビジネスオフは将来を決める貴重な時間だ!
15 アフターファイブだって、将来のための大切な時間だ!
16 休日には、町に飛び出して勉強することだ!
17 “フレックスタイム”をうまく使えば、勉強する時間はいくらでもつくれる
18 絶えず自分に刺激を与え、勉強力を持続していけ!
第四章 情報を読みこなし、企画し、伝えられる能力を養え!
――「情報力」「企画力」をバージョンアップさせる勉強法――
19 新聞、雑誌、テレビの情報を使った勉強法
20 読書でこれだけ勉強できる!
21 情報をつかみ、情報力を高めるには、自ら発信基地になれ!
22 絶えず連想し、人にぶつけていくことによって、勉強は企画へ活きていく
23 すべてを決めるプレゼンだから、絶対に勝てるような勉強をせよ!
第五章 「ディベート能力」「英語力」「パソコン力」をマスターせよ!
――これからのビジネスマンに必須の「三種の神器」の勉強法――
24 これからのビジネスマンに必要な“ディベート能力”を磨け!
25 ディベートに必要な表現力は、こうして勉強する
26 紙上ディベートを体験してみよう
27 英語は“理解”でき、“伝えること”ができれば十分だ!
28 さらにこうすれば、英語はもっとマスターできる
29 パソコンは、いくら投資しようとも、使いこなせるようにしておくべきだ
30 インターネットの情報量を、あなたの勉強にぜひ活かしてほしい
第六章 自分を高く売れる能力を身につけよ!
――プロのスペシャリストになるための勉強法――
31 自分を高く売れる“スペシャリスト”の能力を目指せ!
32 二刀流、三刀流を目指して勉強せよ!
33 自分だけの情報をつかむには、人のネットワークをつくればいい
34 20代のいま、必死になって勉強すれば、スペシャリストには誰でもなれる
35 どうせ取るなら、役に立つ資格を取っておけ
36 こうやってセミナー、勉強会を選べ!
37 将来役に立つ留学、大学院進学はこうして決めろ!
第七章 どこでも通用する人材を目指せ!
――ゼネラリストとして飛躍するための勉強法――
38 スペシャリストであると同時に、ゼネラリストを目指せ!
39 経営学ではなく、経営感覚をマスターせよ!
40 経済学ではなく、経済感覚をマスターせよ!
41 人事管理学ではなく“人間通”になれ!
42 チームワークができる能力を磨け!
43 20代のうちに、上司になる勉強をしておけ!
第八章 転職・独立を目指すなら、これだけは絶対に勉強しておけ!
――夢を実現させるための勉強法――
44 一生を賭ける仕事だからこそ、転職は視野に入れるべきだ!
45 勉強の指針を立てるために、自分のキャリアをまとめてみよ!
46 転職に成功するためには、こんな勉強をせよ!
47 “独立したい”と思うなら、こんな心構えをしておけ!
48 独立する前に、まずは人脈を築き上げろ!
49 チャンスをしっかりとつかむために、何よりも集中力を磨け!
50 将来の成功を望むなら、健康管理もしっかり学んでおけ!
抄録
■「能ある鷹=プロ」になるのは、難しくない
能ある鷹の能力とは、ビジネスの力である。
たとえば、営業力。しかし、単にセールスができるというレベルではない。
いつの時代も、ベンチャー企業は自力でなかなか店舗網を築けないから、
チェーン展開せざるを得ない。知人の一人は、そのオルガナイザーの本部長として
ヘッドハンティングされたが、その前は一部上場企業の営業担当役員だった。
実は役員就任時にどうすべきかと相談を受けたが、「上場企業の役員など、
そうなるチャンスもないから、ビジネスマン人生の勲章として一期だけやって
おいたら」と、何とも気楽なアドバイスをした。一期やったら、ホントに
「もういいよ」と、前から話があった会社に移ってしまった。
もう一人は、人事教育の担当役員としてヘッドハンティングされた。
これは外資系のコンピュータ会社だから、担当分野の専門能力とともに語学の
力がものをいった。
ヘッドハンティングというと、20代のあなたはもっと先のこと、あるいは自分とは
無関係と考えるかもしれないが、そんなことはない。彼らは、20代から自分の能力を
磨いてきた。誰でも仕事の能力を「もっと上手に」と磨きはするだろうが、彼らの
磨き方は「どこでも通用する仕事人」としての磨き方なのである。だから、
その営業マン教育や全国展開ノウハウ、人事教育のノウハウ、それに語学力は
業界を超えて通用したのである。
能ある鷹は爪を隠そうとしても、ホントは隠しようがない。自社にしか通用しないと
いうレベルではなく、真の実力派となると、スペシャリストとかゼネラリストという
枠を超えて、「プロフェッショナル」として認められるのだ。20代のあなたが目指すのは、
どこでも通用する「プロ」である。サバイバル時代に勝ち残れるのは、プロだけである。
わざわざこの二人の知人を紹介したのは、20代のあなたが彼らのレベルに
到達するのは簡単とはいわないが、かなり可能性が高いことを確信しているからである。
はたでよく観察してきたわたしがいうのだから、間違いはない。ここだけの話だが、本書で
紹介することをきちんとやれば、彼らくらいのレベルには誰だってなれる。
中島孝志(なかじま・たかし)
1957年生まれ。早稲田大学卒業。南カリフォルニア大学院修士課程終了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て、現在フリーのジャーナリスト。経営評論家として多方面で活躍中。異業種交流会「キーマンネットワーク」(会員数700名)を主宰。また、ほかに「波動経営研究会」「人間観・宇宙観研究会」などの研究会を主宰している。
中島孝志の公式ページ「キーマンネットワーク」 http://www.keymannet.co.jp/
※本商品は「20代からの自分を高める勉強法」(こう書房刊 中島孝志著 ISBN:4-7696-0675-3 239頁 1,365円(税込))をオーディオ化したものです。
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