内容紹介
知らずしらず、こんな言い回ししていませんか?
・ご迷惑をおかけし、厚くお詫び申し上げます。
・ご拝読ください。
・お車が来られました。
・わたし的には反対です。
・ご拝聴ありがとうございました。…etc.
これらはすべて誤った敬語の使い方。
社会人ならビジネスの現場で知っておきたい最低限のフレーズを厳選のうえに厳選。
新人からベテランまで、“この一冊”があれば、もう恥をかかずに済む敬語本の決定版!(正しい言い方は本書で……。)
目次
はじめに
場面[1] 社外に電話をかける
互いの顔が見えない電話。
だからこそ一つひとつの言葉を大切にして自分の思いを伝えたい。
・知っておきたい敬語のセオリー1
敬語とは何か?
・敬語こぼれ話1
ウチの「ダンナ」
場面[2] 社外からの電話を受ける
電話を受けることなんかもう怖くない。
電話慣れした人は敬語づかいの再点検を。
・知っておきたい敬語のセオリー2
敬語の種類と機能
・敬語こぼれ話2
ブタの子、イバラの妻
場面[3] 顧客を訪問する
電話でのアポ取りから訪問先でのあいさつまで、
敬語をマスターすれば自分に自信が。
・知っておきたい敬語のセオリー3
ビジネスにおける敬称
・敬語こぼれ話3
喰う・食べる・いただく
場面[4] 顧客と商談する(売り手側)
商談を円滑に運ぶためのとっておきのフレーズ集。
敬語も交渉の話術も、これで完璧。
・知っておきたい敬語のセオリー4
「お」「ご」の使い方
・敬語こぼれ話4
奈良のお奈良漬け
場面[5] 来客への対応
なじみの顧客にも初めての来客にも
礼を失しないスマートな敬語表現を。
・知っておきたい敬語のセオリー5
「くださる」と「いただく」の使い分け
・敬語こぼれ話5
「御御御付」って、何?
場面[6] 顧客と商談する(買い手側)
買い手側といえども敬語の常識とマナーは必要。
居丈高な言葉づかいに良い売り手は寄りつかない。
・知っておきたい敬語のセオリー6
「〜させていただきます」の使いすぎ
・敬語こぼれ話6
何もありませんが。
場面[7] 社内でのあいさつや対話
日々接する上司や先輩。あいさつ、報告、連絡、相談。
意志の疎通をはかるのは敬語の使い方ひとつ。
・知っておきたい敬語のセオリー7
間違いやすい敬語用法とら抜き言葉
・敬語こぼれ話7
“敬語漢字”ってとても便利
監修者紹介
野元菊雄(のもと・きくお)
1922年、神奈川県に生まれる。東京大学文学部言語学科卒業。元国立国語研究所長。ロンドン大学客員教授、サンパウロ大学客員教授、松蔭女子学院大学文学部教授、(財)日本漢字能力検定協会日本語教育研究所長などを歴任。
現在、(財)日本漢字能力検定協会理事、(財)日本テレビ放送網文化事業団評議員、(財)明治安田クオリティーオブライフ文化財団評議員、(社)国際日本語普及協会評議員。 著書に『敬語を使いこなす』(講談社現代新書)、『文章・会話辞典』(ぎょうせい)、『仕事に必要なのは英語の前に敬語でしょ!』(梧桐書院)など多数。
著者紹介
志田唯史(しだ・ただし)
1951年、奈良県生まれ。慶応義塾大学経済学部を卒業後、一部上場企業で人事、企画、営業畑を経験。その後、持ち前の文章力とキャリアを活かして出版業界に転身し、ビジネス、漢字・言葉ものを中心に書籍・雑誌の執筆に携わる。現在、大手編集制作会社のアーク・コミュニケーションズ取締役兼ライター室長。著書に『「話す」基本の基本』(インデックス・コミュニケーションズ)、『漢字ってもともと、そういう意味だったのか』(角川書店)、『不思議な漢字』(文藝春秋社)など多数。
※本商品は「その敬語、ヘンですよ!」(アーク出版刊 志田唯史著 ISBN:978-4-86059-041-3 176頁 1,260円(税込))をオーディオ化したものです。
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