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あらすじ
【第四編】
お亀が下新田に来て一年半、角右衛門の女房が他界する。角右衛門は人の薦めでお亀を後妻にし、それから十二年が経過する。宝暦十年、角右衛門江戸見物の折、大火事に見舞われ、どさくさの中で家族からはぐれて、身を投げようとする娘を助ける。仔細を聞くと、どうもお亀の娘お栄。 さっそく連れて帰りお亀に対面をさせる。感激の再会もつかの間、そこへお栄を探して護摩の灰一家が訪ねてくる。
【第五編】
護摩の灰一家と角右衛門が、お栄を挟んで対決するところが聴きどころ。結局小平の母お覚婆のかどわかしがばれて、渋々引き下がる。
やがて角右衛門は病の床につき、この世とお別れになるとき、分家太左衛門を呼び、今までのいきさつを話して、多助とお栄を夫婦にさせる。角右衛門が他界し、夫婦で墓参りに出かけた帰り道、またまたお栄を奪おうとする小平と仁助が現れる。多助らはちょうど通りがかった原丹治、丹三郎父子に助けられる。
三遊亭円朝(さんゆうてい えんちょう)
江戸から明治への転換期にあって、伝統的な話芸に新たな可能性を開いた落語家。本名は出淵次郎吉(いずぶちじろきち)。二代三遊亭圓生門下の音曲師、橘屋圓太郎(出淵長藏)の子として江戸湯島に生まれ、7歳の時、子圓太を名乗って見よう見まねの芸で高座にあがる。後にあらためて、父の師の圓生に入門。母と義兄の反対にあっていったんは落語を離れ、商家に奉公し、転じて歌川国芳のもとで画家の修行を積むなどしたが、後に芸界に復帰。17歳で芸名を圓朝に改め、真打ちとなる。まずは派手な衣装や道具を使い、歌舞伎の雰囲気を盛り込んだ芝居噺で人気を博すが、援助出演を乞うた師匠に準備していた演目を先にかける仕打ちを受けたのを機に、「人のする話は決してなすまじ」と心に決める。以降、自作自演の怪談噺や、取材にもとづいた実録人情噺で独自の境地を開き、海外文学作品の翻案にも取り組んだ。生まれて間もない日本語速記術によって、圓朝の噺は速記本に仕立てられ、新聞に連載されるなどして人気を博す。これが二葉亭四迷らに影響を与え、文芸における言文一致の台頭を促した。大看板となった圓朝は、朝野の名士の知遇を得、禅を通じて山岡鉄舟に師事した。
出典:筑摩書房の明治文学全集より
原作:三遊亭円朝
口演:ふたむら幸則
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