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あらすじ
【第十編】
塩原の家では太左衛門とお亀の押し問答の末、我慢ができなくなった丹三郎がついに刀を抜き、青を巻き込んでの殺し合いに発展。婚礼の場は一転修羅場となる。
話替わって、多助が身を投げようとするところを通りがかった炭問屋山口屋善右衛門に助けられる。それが縁で多助は山口屋で奉公することとなり、忠義の日々を過ごす。
ある日のこと、主人の言いつけで、戸田様の屋敷へ炭を届けた折、荷札に実の父の名を見つけ・・・・。
【第十一編】
炭を届けて、思いがけず母子の対面となる。しかし喜びもつかの間、奥で聞いていた実父角右衛門は、母お清の手を引いて障子を閉めてしまう。訳が分からない多助は、お顔を見たいと懇願するが聞き入れられず、泣く泣く屋敷を後にする。
話替わって、塩原の家では丹三郎とお栄の婚礼の席が修羅場となり、二人とも青に噛み殺される。生き残った丹治、お亀は藁小屋に火を掛け、命からがら二人で逐電する。
山中で身隠れしているうちにお亀は懐妊し、親子三人で江戸へ向かう。その途中宿を借りると、その宿の主人が何と、三年前下新田に強請(ゆすり)にきたお覚婆だった。
三遊亭円朝(さんゆうてい えんちょう)
江戸から明治への転換期にあって、伝統的な話芸に新たな可能性を開いた落語家。本名は出淵次郎吉(いずぶちじろきち)。二代三遊亭圓生門下の音曲師、橘屋圓太郎(出淵長藏)の子として江戸湯島に生まれ、7歳の時、子圓太を名乗って見よう見まねの芸で高座にあがる。後にあらためて、父の師の圓生に入門。母と義兄の反対にあっていったんは落語を離れ、商家に奉公し、転じて歌川国芳のもとで画家の修行を積むなどしたが、後に芸界に復帰。17歳で芸名を圓朝に改め、真打ちとなる。まずは派手な衣装や道具を使い、歌舞伎の雰囲気を盛り込んだ芝居噺で人気を博すが、援助出演を乞うた師匠に準備していた演目を先にかける仕打ちを受けたのを機に、「人のする話は決してなすまじ」と心に決める。以降、自作自演の怪談噺や、取材にもとづいた実録人情噺で独自の境地を開き、海外文学作品の翻案にも取り組んだ。生まれて間もない日本語速記術によって、圓朝の噺は速記本に仕立てられ、新聞に連載されるなどして人気を博す。これが二葉亭四迷らに影響を与え、文芸における言文一致の台頭を促した。大看板となった圓朝は、朝野の名士の知遇を得、禅を通じて山岡鉄舟に師事した。
出典:筑摩書房の明治文学全集より
原作:三遊亭円朝
口演:ふたむら幸則
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[オーディオブック] 塩原多助一代記-第十六・十七・十八編-
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