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あらすじ
【第十二編】
丹治とお亀の宿主になったお覚婆は改心したと見せかけ、二人を安心させて懐のものを狙おうとする。お覚婆一家は寝込みを襲うが気づかれ、切りあいとなる。最後に生き残った小平はついに金を奪い、お亀と乳飲み子を川の中へ蹴り落とす。
話替わって、多助は誠心誠意奉公し、物を粗末にしないよう、いろいろなものを拾い集め、再生し貯めていく。中でも草履は三千足に達する量となる。
【第十三編】
宝暦十二年十二月、山口屋の荷主吉田八右衛門は親の代理で山口屋に向かう途中、道連れの小平の口車に乗せられ、痺れ薬を飲まされて包みと脇差しを盗まれる。
小平は八右衛門になりすまし、八十両騙し取ろうと山口屋に乗り込む。・・・が、山口屋に奉公する多助に見破られてしまう。押し問答しているところへ、本物の八右衛門が口に泡を溜めてすっ飛んで来る。八右衛門はしびれた口で訴え、一方小平はいよいよ開き直り、店の中は騒然となる。
三遊亭円朝(さんゆうてい えんちょう)
江戸から明治への転換期にあって、伝統的な話芸に新たな可能性を開いた落語家。本名は出淵次郎吉(いずぶちじろきち)。二代三遊亭圓生門下の音曲師、橘屋圓太郎(出淵長藏)の子として江戸湯島に生まれ、7歳の時、子圓太を名乗って見よう見まねの芸で高座にあがる。後にあらためて、父の師の圓生に入門。母と義兄の反対にあっていったんは落語を離れ、商家に奉公し、転じて歌川国芳のもとで画家の修行を積むなどしたが、後に芸界に復帰。17歳で芸名を圓朝に改め、真打ちとなる。まずは派手な衣装や道具を使い、歌舞伎の雰囲気を盛り込んだ芝居噺で人気を博すが、援助出演を乞うた師匠に準備していた演目を先にかける仕打ちを受けたのを機に、「人のする話は決してなすまじ」と心に決める。以降、自作自演の怪談噺や、取材にもとづいた実録人情噺で独自の境地を開き、海外文学作品の翻案にも取り組んだ。生まれて間もない日本語速記術によって、圓朝の噺は速記本に仕立てられ、新聞に連載されるなどして人気を博す。これが二葉亭四迷らに影響を与え、文芸における言文一致の台頭を促した。大看板となった圓朝は、朝野の名士の知遇を得、禅を通じて山岡鉄舟に師事した。
出典:筑摩書房の明治文学全集より
原作:三遊亭円朝
口演:ふたむら幸則
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